2016年8月14日日曜日

あの激闘を振り返って(4)

さて,この記事も何回に分割するかよく考えないまま4回目を迎えてしまいました。いよいよ決勝トーナメントの3試合について書くことになってしまいました。当方のパーティはご覧の通り
 です。対戦相手の皆様のパーティ紹介は各項目で改めて行います。


準々決勝:VS.カツノリさん

  パワポケ3だか4だかえりきゃんオフ以来の対戦となったカツノリさん。今回こそは勝ちたい,というのはお互い様。カツノリさんのパーティは
 51ケンタロス,51サンダース,51ニドキング,51ラプラス,53スターミー,53フリーザー
と,関東B代表を彷彿とさせる陣営。マルマインが引く局面が無いと判断し初手をマルマイン,ルージュラも引く局面が出てこないだろうという理由でルージュラ,フリーザーが出てくると止められないという理由でラプラスを置きました。
エドワード カツノリさん
50マルマイン,51ラプラス,53ルージュラ 選出ポケモン 51ケンタロス,51サンダース,53スターミー
51サンダース,50ケンタロス,54フーディン 控えポケモン 51ニドキング,51ラプラス,53フリーザー
50マルマイン「10まんボルト」 1ターン目 51ケンタロス「ふぶき」
50マルマイン「でんじは」 2ターン目 51ケンタロス「(しびれて動けない)」
50マルマイン「10まんボルト」 3ターン目 51ケンタロス「はかいこうせん」
50マルマイン「10まんボルト」 4ターン目 51ケンタロス(きぜつ)→51サンダース
50マルマイン「だいばくはつ」→53ルージュラ 5ターン目
53ルージュラ「サイコキネシス」 6ターン目 51サンダース「10まんボルト」→53スターミー
53ルージュラ「あくまのキッス」(はずれ) 7ターン目 53スターミー「でんじは」
53ルージュラ(きぜつ)→51ラプラス 8ターン目 53スターミー「なみのり」(急所)
51ラプラス「うたう」 9ターン目 53スターミー「10まんボルト」
51ラプラス「10まんボルト」 10ターン目 53スターミー(ねむり)
51ラプラス「10まんボルト」(急所) 11ターン目 53スターミー(ねむり)

 3ターン目にケンタロスの破壊光線を受けるも,HPを3残して耐えるおマル。吹雪のダメージが45から54のはずなので,166あるHPのうち112から121のどこかで残っていたことになります。確か残り114だった気がするのですが,破壊光線のダメージが110から130なので,3残ったHPから察するに引いたのはまさかの最低乱数…なんという強運。そりゃルージュラの悪魔のキッスは外れますわ(こじつけ)。
  最後はカードの「コインを投げて「おもて」なら」を彷彿させる歌うが当たり,辛くも勝利をおさめました。


準決勝:VS.とうふさん

 さてさて準決勝の試合を待っていると,どうも準々決勝の一試合(とうふさん vs. 伍段さん)が長引いているらしく,試合開始を待つことになります。向こう側のテーブルでは準決勝まで終わっていて,勝てばルイピカさんとの決勝になるところまで見えていました。ちなみに筆者はこの時点でコダックばりの頭痛に悩まされていましたが,試合を待っている間にだいぶ回復しました(苦笑)。
 さてさて,とうふさんのパーティは,
 51サンダース,51ルージュラ,52ダグトリオ,52ケンタロス,52フリーザー,52ギャロップ
です。筆者は「ギャロップの素早さ種族値いくつだっけ???」と大いに焦りましたが,とりあえず手元の53ルージュラも50ケンタロスも抜かされるところまで把握し,なんとか落ち着きを取り戻します(苦笑)。ポケスタ2のギャンブラーがつのドリルを連発してきたことを思うと,ギャロップに背中を向けないために,全員で素早さを抜かす選出にしようかと思い,今回初となる「50マルマイン・51サンダース・54フーディン」の選出を頭に浮かべます。
 しかし,よくよく考えてみると,サンダースがダグトリオに対して何も出来ません。52フリーザーが出てくることを頭に浮かべつつ, サンダースを抜いてラプラスを入れます。先鋒はまたもやマルマイン。判を押したような選出になってしまいました。

エドワード
とうふさん
50マルマイン,51ラプラス,54フーディン 選出ポケモン 52フリーザー,52ダグトリオ,51ルージュラ
51サンダース,50ケンタロス,53ルージュラ  控えポケモン 52ケンタロス,52ギャロップ,51サンダース
50マルマイン→51ラプラス 1ターン目 52フリーザー→52ダグトリオ
51ラプラス「うたう」(はずれ) 2ターン目 52ダグトリオ「みがわり」
51ラプラス→50マルマイン 3ターン目 52ダグトリオ「じわれ」(無効)
50マルマイン「だいばくはつ」 4ターン目 52ダグトリオ「じしん」
50マルマイン「だいばくはつ」→51ラプラス 5ターン目 52ダグトリオ(きぜつ)→51ルージュラ
51ラプラス「うたう」(はずれ) 6ターン目 51ルージュラ「あくまのキッス」(はずれ)
51ラプラス「」 7ターン目 51ルージュラ「あくまのキッス」
51ラプラス「」 8ターン目 51ルージュラ「ふぶき」
51ラプラス→54フーディン 9ターン目 51ルージュラ「ふぶき」
54フーディン「みがわり」 10ターン目 51ルージュラ「ふぶき」
54フーディン「みがわり」 11ターン目 51ルージュラ「かげぶんしん」
54フーディン「サイコキネシス」(はずれ) 12ターン目 51ルージュラ「かげぶんしん」
54フーディン「サイコキネシス」 13ターン目 51ルージュラ「かげぶんしん」
54フーディン「じこさいせい」 14ターン目 51ルージュラ「ふぶき」
54フーディン「みがわり」 15ターン目 51ルージュラ「ふぶき」
54フーディン「みがわり」 16ターン目 51ルージュラ「かげぶんしん」
54フーディン「サイコキネシス」(はずれ) 17ターン目 51ルージュラ「かげぶんしん」
54フーディン「サイコキネシス」 18ターン目 51ルージュラ「かげぶんしん」
54フーディン「サイコキネシス」(はずれ) 19ターン目 51ルージュラ「ふぶき」(外れ)
54フーディン「サイコキネシス」(急所+特殊ダウン) 20ターン目 51ルージュラ「ふぶき」

 まず,2ターン目に歌うを使ったのはルージュラへの交代読みだったかと思います。何を勘違いしたのか,「ラプラスの吹雪をダグトリオが乱数で耐える」と勘違いしたのも原因でした。歌うはまたもや外れてしまいましたが…。
 こうなると,体力満タンのダグトリオを大爆発で(ほぼ)倒せない,しかし仮に交代際に地割れを喰らっても効かない,そんなマルマインにとってやることは一つ。そう,大爆発で身代わりを壊す。交代際に地震を急所に受けると負けなのですが,フリーザーを抑え込むラプラスをここで失うわけにはいかず,ダグトリオに対してマルマインを後出しします。というわけで交代際の地割れを無効にしつつ,後出しに成功します。
 ダグトリオの地震を急所に受けると失敗なのですが,これも他に手がないので迷わず二回連続で大爆発。一回目の大爆発の後,おマルが画面から消えてしまいましたが,特に無敵状態というわけではなく地震のダメージを受けます。皮一枚でつながったおマル,再びの大爆発で今度こそダグトリオを倒します。
 さて,当方に53まさこが居ないのを見透かされたかのように51まさこが出てきます。案の定ラプラスが眠った以上,もはややることは一つ,フーディンが身代わりでルージュラのPPを削り切る,他に勝ち筋はありません…。
 まず,レベル差最大でもフーディンの身代わりはルージュラの吹雪を耐えません。なので,おかしょーさん戦の項目にも書きましたが1回影分身しないと削り切るのは困難です。ルージュラの技をものまねする隙も生まれず,サイコキネシスで特殊はなかなか下がらず,相変わらず苦戦を強いられましたが,最後の最後に特殊を下げることに成功し,身代わりを残したままフリーザー戦に臨むことができました。いくら眠るラプラスが残っているとはいえ,ものまねされると厳しいので,技が4つ見えるまでフーディンで粘り続けるつもりで臨んだところ,最後の1回までサイコキネシスを使い切った挙句,フリーザーを突破してしまいました。この部分の詳細は手元に記録がないので略しています。

 というわけで,準々決勝・準決勝と謎の強運を発揮し,決勝まで来ることになってしまいました。お相手はルイピカさん。えりきゃんオフで当方の55スターミーが50カメックスの吹雪で凍って負けて以来の再戦となります。


決勝:VS.ルイピカさん

 先に結果を書くと,ほとんど何もできずに負けております(苦笑)。ルイピカさんのパーティは

50マルマイン,50ルージュラ,50ケンタロス,55カビゴン,55サンダース,55ラプラス

です。ルイピカさんの代名詞,カメックスが居ませんが,普段見かけないタイプのレベル55のポケモンと向き合い,正直なところ困ってしまいます。筆者のパーティはレベル配分をほぼすべて素早さ調整のためだけに使っていますが,その素早さ調整が全く刺さっていません。さらに,フーディンの身代わりの使いどころが全くと言っていいほど無く,スターミーも不在なのでフーディンの出番がなくなってしまいます。何をしてくるか分からないカビゴンが特に厄介と思い,先制して眠らせるためにルージュラを入れるところまで確定。あとはあまり考えずに先発サンダース,控えラプラスとしています。しかし今思えば,ルイピカさんの手持ちに地面タイプが不在なので,電気二体入れても良かったかもしれません。

エドワード
ルイピカさん
51サンダース,51ラプラス,53ルージュラ 選出ポケモン 50ケンタロス,(50ルージュラ,)55サンダース
50マルマイン,50ケンタロス,54フーディン 控えポケモン 50マルマイン,55ラプラス,55カビゴン

 試合の詳しい結果は…下記の動画をご覧ください。 

(長い動画なので,PC等からの閲覧を推奨します)

 眠るタイミングを間違えたり,二回影分身したサンダースになかなか技が当たらなかったり,後で見返すとお恥ずかしい内容になってしまっています。もう少しそれらしい試合内容になっていれば,大会そのものの宣伝にもなったのに,勿体ないことをしたなあ…と思います。
 銀メダルを取ると決勝の負けが大写しになってしまうので,見栄え上あまり美しくないとはいえ,一回でも画面に出ることが出来てよかったです。


自身のパーティと立ち回りを振り返って

 パーティはそもそも筆者自身が当日の朝「これ本当にパーティなの?」と不安になるレベルで着地点が無かったのですが,レベルの振り分けを素早さ調整だけのために使うコンセプトはそれなりに機能したと思います。ルージュラのレベルを下げてまで作った「53ルージュラ・51サンダース・51ラプラス」の組み合わせがイマイチ機能しなかったのは心残りですが,53ルージュラが見せ合いで与えた影響は思った以上に大きかったようで,それなりに成果があったものと認識しています。えりきゃんオフで大暴れした55スターミーに対して敷いた「50マルマイン・51サンダース・54フーディン」の調整は,相手方の55スターミーに相当嫌がられたらしいのですが,55ケンタロスが53ルージュラ対策を兼ねて毎回のように出てきてしまう,という反省点が残ってしまいました。この影響で,「50マルマイン・51ラプラス・54フーディン」という選出が多くなり,逆に相手方のルージュラに付け入られやすいという結果になってしまうという…。
 技に関しては,まともに使用できなかったものが非常に多く,事実上技3つで戦っていたことになり,これも反省点の一つです。マルマインのどくどく,サンダースのどくどく,フーディンのものまね,ケンタロスのつのドリルと地震,ルージュラのカウンター,ラプラスの眠るは,無くても勝敗がほとんど変わっていなかったということになります。しかしこれを抜いて入れたい技が,マルマインは嫌な音,サンダースが身代わりなのはともかく,残り4体がことごとく影分身なのはおかしい…。
 選出では,パルシェンやジュゴンを見せ合いで見かけなかった影響なのか,51ラプラスが全11試合に出場するなど,選出が偏りすぎてしまいました。フーディンやルージュラが先鋒にイマイチ向いていないという先入観から,先鋒の選択肢が狭まり,結果的に選出を読まれてしまうことが多かった印象です。53ルージュラ先鋒を試したかったところですが,55ケンタロスだらけでそうもいきませんでした。
 立ち回りに関しては,交代読みの歌うがさんざん外れてしまったとはいえ,交代読み自体はそれなりに有効に使えたと思います。とはいえ,影分身全盛期のこの環境下で,交代読みをする回数が少ない以上,常に影分身を使われる可能性があることを頭に置いた技構成・選択を心がけることによって,次につなげたいと思います。

 最後に,今回直接対戦いただいた皆様,主催・企画をいただいたゴールド様はもちろんのこと,今回参加いただいた皆様全員へ感謝の気持ちを表し,結びと代えさせていただきます。ありがとうございました!!

追伸:歴戦の勇者たちへの感謝を込めて
 今回共に戦ってくれたポケモンたちへ。まずは本当におつかれさま。無茶な使い方をしたのに,嫌な顔をすることなくついてきてくれた。そのおかげで勝てた試合がいくつもある。一試合でも落としていたら,ここまで来ることは出来なかった。本当にありがとう。
 グレン島でお爺さんと交換したマルマイン。タマムシマンションで出会ったサンダース。ロケット団に乱獲され,景品として並んでいたケーシィ。サイクリングロードの展望台でお兄さん(?)と交換したケンタロス。ハナダシティでお爺さんと交換したルージュラ。ロケット団に実験目的で飼われていたラプラス。いったい何回飼い主を変えられたのだろう,そんなポケモンたちばかりだけど,トレーナーが他でもないぼくでよかった,と思ってもらえているかなあ…
 

2016年8月13日土曜日

あの激闘を振り返って(3)

 
みなさまこんにちは。ひとまず予選後半の4試合について書くことにします。


5戦目:VS.がちゃさん
 見せ合いの際にナッシーを見てルージュラとラプラスの投入を即断。マルマインとサンダースは大差がないと判断し,レベルを使い切る組み合わせであるサンダースを投入。なんとなくルージュラは先手で来ないだろうと漫然と考えつつラプラスを先発させるも。

エドワード がちゃさん
51ラプラス,51サンダース,53ルージュラ 選出ポケモン 50ナッシー,50ルージュラ,55ケンタロス
50マルマイン,50ケンタロス,54フーディン 控えポケモン 50マルマイン,50ラプラス,55スターミー
51ラプラス「ふぶき」 1ターン目 50ナッシー→50ルージュラ
51ラプラス「うたう」 2ターン目 50ルージュラ「ふぶき」
51ラプラス→51サンダース 3ターン目 50ルージュラ→50ナッシー
51サンダース「どくどく」 4ターン目 50ナッシー「サイコキネシス」
51サンダース「かげぶんしん」 5ターン目 50ナッシー「しびれごな」

10ターン目 50ナッシー(毒できぜつ)→55ケンタロス
51サンダース(きぜつ)→53ルージュラ 11ターン目 55ケンタロス「じしん」
53ルージュラ(きぜつ)→51ラプラス 12ターン目 55ケンタロス「はかいこうせん」(急所)
51ラプラス「ふぶき」(急所) 13ターン目 55ケンタロス「のしかかり」
51ラプラス「ふぶき」 14ターン目 55ケンタロス「はかいこうせん」→50ルージュラ
51ラプラス「ねむる」 15ターン目 50ルージュラ(ねむり)
51ラプラス「(もうダメだ…)」 16ターン目 50ルージュラ「めをさました!」

 勝負がつくまで書くと長くなるので書いてませんが,負けてます。13ターン目あたりの記憶があいまいなので,この辺は間違っているかもしれません。
 とりあえず最初の2ターンの読み合いに時間がかかり,「これは負けたかもしれない」と思ったのが印象に残ります。最後にラプラスが自分から眠った理由はよく覚えてませんが,体力が残り少なくサイコキネシスを1発耐えられず,どっちにしろルージュラが早く目を覚ましたら負けだから,とかそんな理由だった気がします。が,今考えると10まんボルト(急所に当たらなければ4~5発)を連発して賭けに出た方がよかった気がします。


6戦目:VS.なみのりピカチュウさん
 この対戦も明確な記録が残っておらず,すみません…フーディンがナッシーに対して身代わりを貼り,ナッシーの怪力を耐えたのですが,なぜ眠り粉を受けなかったのか,記憶を整理しても出てこなかったので,表形式での整理を断念しています。
 しかし相変わらず当方のパーティは55ケンタロスに対して弱点丸出し状態ですね。50マルマインを出さなかったのは,ナッシーとゲンガーが突破できないと判断したためだったかと思います。

エドワード
なみのりピカチュウさん
50ケンタロス,51ラプラス,54フーディン 選出ポケモン 50サンダース,50ナッシー,55ケンタロス
50マルマイン,51サンダース,53ルージュラ 控えポケモン 50マルマイン,50ラプラス,50ゲンガー



7戦目:VS.おかしょーさん
 ここまで5勝1敗と,次に勝てればトーナメント進出というところで対戦。主催・ゴールドさんのポケモンとのコラボとあって, この時点で不利を覚悟しました。そして,またもや垣間見える55ケンタロス…

エドワード
おかしょーさん(ゴールドさん)
50ケンタロス,51ラプラス,54フーディン 選出ポケモン 50マルマイン,50ルージュラ,55ケンタロス
50マルマイン,51サンダース,53ルージュラ 控えポケモン 50サイドン,50ラプラス,55スターミー
50ケンタロス「のしかかり」 1ターン目 50マルマイン「でんじは」

2ターン目 50マルマイン「だいばくはつ」→55ケンタロス
50ケンタロス(きぜつ)→51ラプラス 3ターン目 55ケンタロス「はかいこうせん」
51ラプラス「うたう」(はずれ) 4ターン目 55ケンタロス→50ルージュラ
51ラプラス「」 5ターン目 50ルージュラ「あくまのキッス」
51ラプラス→54フーディン 6ターン目 50ルージュラ「サイコキネシス」(特殊ダウン)
54フーディン「みがわり」 7ターン目 50ルージュラ「ふぶき」
54フーディン「みがわり」 8ターン目 50ルージュラ「ふぶき」
54フーディン「じこさいせい」 9ターン目 50ルージュラ「ふぶき」
54フーディン「じこさいせい」 10ターン目 50ルージュラ「ふぶき」(はずれ)
54フーディン→51ラプラス 11ターン目 50ルージュラ「ふぶき」
51ラプラス「」 12ターン目 50ルージュラ「サイコキネシス」
51ラプラス→54フーディン 13ターン目 50ルージュラ「サイコキネシス」
54フーディン「みがわり」 14ターン目 50ルージュラ「ふぶき」
54フーディン「みがわり」 15ターン目 50ルージュラ「ふぶき」
54フーディン「じこさいせい」 16ターン目 50ルージュラ→55ケンタロス
54フーディン「サイコキネシス」 17ターン目 55ケンタロス「のしかかり」
54フーディン「サイコキネシス」(特殊ダウン)→51ラプラス 18ターン目 55ケンタロス「のしかかり」
51ラプラス「」 19ターン目 55ケンタロス「のしかかり」
(試合終了) 20ターン目 55ケンタロス「のしかかり」

 よく見るとルージュラの吹雪は7回しか利用されていないので,吹雪のPPはまだ残ってましたね…ルージュラの特殊が1段階下がっていれば身代わりで無理矢理かわすことが可能になるところ,逆にフーディンの特殊が1段階下がってしまったのが痛かったです。
 フーディンはルージュラと対面した場合,他のポケモンが眠った状態なら,先制して影分身を1回積み,2回目以降を身代わり連打→外れたら自己再生とすることによって,最初の1回の吹雪で凍らなければ吹雪のPPを枯渇させることが可能なので,ものまねの枠は影分身がいいんじゃないかと思い始めたところです。

 8戦目は5勝2敗で迎え,負けたら2位は取れないだろうと思いつつ,早めに試合を始めるとそこは…


8戦目:VS.みーささん
 この対戦も明確な記録が残っておらず…ではなく,長すぎて残せなかったのです。相手の55エース2体を見てフーディンでは対処できないと判断し,ルージュラを選択。55ケンタロスが居ないという理由でサンダースを心置きなく投入すると,待っていたのは…

エドワード
みーささん
51サンダース,51ラプラス,53ルージュラ 選出ポケモン 50マルマイン,50サンダース,55カイリュー
50マルマイン,50ケンタロス,54フーディン 控えポケモン 55フリーザー,50ルージュラ,50ゲンガー

 何百ターンかかったかよく覚えていないので,表形式での整理はしません。サンダース同士が向かい合ってからが運の尽き,お互い繰り返される影分身。おまけに,みーささんのサンダースはすなかけを所持していたため,この時点で負けを覚悟しました。
 途中,「電磁波巻き付くカイリューとルージュラが対面し,カイリューの破壊光線が外れ,ルージュラが吹雪を当てる」「マルマインの大爆発をサンダースが耐え,再び千日手モードに突入する」までは覚えてるのですが,相手カイリューを倒した後になぜラプラスを捨てたのかいまだに思い出せません。わるあがきモードに突入する時点でとりあえず取っておく手もあった気がします。
 というわけで,「51サンダース(影分身6回+すなかけ3回(たぶん)被弾)」VS「50サンダース(影分身6回)」によるわるあがき合戦に突入。この時点で負けたと思ったのですが,なぜか当方のサンダースがわるあがきを5回も命中させ(被弾は4回)勝ってしまいました。いったい何が起こったのか…
 とりあえず,当方のサンダースの攻撃個体値15が思わぬところで役に立ちました,が,サンダースがすなかけを先に6回受けていたらやっぱり負けた気がします。また,時間が比較的余っていたことにも救われた気がします。時間が押していたら引き分け扱いとなり,これも2位以内が絶望的だったと考えられるためです。


 というわけで,予選では謎めいた豪運を発揮しつつ,6勝2敗でおかしょーさんと同率の2位となり,なんとか決勝トーナメントへと駒を進めました。続きは次回ということで,TO BE CONTINUED.

2016年8月4日木曜日

あの激闘を振り返って(2)

今回からは一戦一戦に焦点を当てて書こうと思います。が,その前に,対戦いただいたみなさまのポケモンのレベル配分をひとまず書いてみようと思います。確か一番左に書いたポケモンが先発のはず…。トレーナー名は明記しておりませんが,分かる方には分かるという…

  選出ポケモン 控えポケモン
1戦目 50サンダース,50ゴローニャ,55ケンタロス 50ラプラス,50ナッシー,55スターミー
2戦目 55ケンタロス, 50ゲンガー,50サイドン 50サンダース,50ラプラス,55スターミー
3戦目 52ケンタロス,51サンダース,52ダグトリオ 52フーディン,52ラプラス,52ルージュラ
4戦目 55ケンタロス,50マルマイン,50ラプラス 50ナッシー,50フリーザー,55スターミー
5戦目 50ナッシー,50ルージュラ,55ケンタロス 50マルマイン,50ラプラス,55スターミー
6戦目 50サンダース,50ナッシー,55ケンタロス 50スターミー,50ゲンガー,50ラプラス
7戦目 50マルマイン,50ルージュラ,55ケンタロス 50サイドン,50ラプラス,55スターミー
8戦目 50マルマイン,50サンダース,55カイリュー 50ゲンガー,50ルージュラ,55フリーザー
準々決勝 51ケンタロス,51サンダース,53スターミー 51ニドキング,51ラプラス,53フリーザー
準決勝 52フリーザー,52ダグトリオ,51ルージュラ 52ケンタロス,52ギャロップ,51サンダース
決勝 50ケンタロス,55サンダース,(50ルージュラ) 50マルマイン,55カビゴン,55ラプラス

 相変わらずいっぱいいる55スターミーが1回も選出されないあたり,作戦上予定通りなはずなのですが,その分ケンタロスが毎回のように選出されてしまい,挙句ルージュラの選出を抑えることは(あまり)出来ていないので,かえって不利な展開に陥りやすく,毎回のように苦戦を強いられる当方のポケモンたちでした…。

 一戦一戦の熱い記憶はここから順次展開していきますので,気長にお待ちください(苦笑)。


1戦目:VS.Odenさん
 1000km遠方から強力なケンタロスを率いてご登場のOdenさんといきなり対戦。

エドワード Odenさん
50ケンタロス,51ラプラス,54フーディン 選出ポケモン 50サンダース,50ゴローニャ,55ケンタロス
50マルマイン,51サンダース,53ルージュラ 控えポケモン 50ラプラス,50ナッシー,55スターミー
50ケンタロス「のしかかり」 1ターン目 50サンダース「10まんボルト」
50ケンタロス「ふぶき」(急所) 2ターン目 50サンダース→50ゴローニャ(きぜつ)→55ケンタロス
50ケンタロス(きぜつ)→51ラプラス 3ターン目 55ケンタロス「はかいこうせん」
51ラプラス「ふぶき」 4ターン目 55ケンタロス「のしかかり」
51ラプラス「ふぶき」 5ターン目 55ケンタロス「のしかかり」
51ラプラス(きぜつ)→54フーディン 6ターン目 55ケンタロス「はかいこうせん」
54フーディン「サイコキネシス」 7ターン目 55ケンタロス(きぜつ)→50サンダース
54フーディン「サイコキネシス」 8ターン目 50サンダース「(筆者記入漏れ)」
54フーディン「サイコキネシス」 9ターン目 (試合終了)


 まず,2ターン目の吹雪は「破壊光線を所持していないため」「ナッシーあたりに交代する気がしたため」という割と適当な理由で選択しています。でも交代読みなら普段はのしかかりだし,サンダースを倒す気なら地震を選択するはずだし,怪我の功名と言わざるを得ません。
 ラプラスとケンタロスが張り合ってケンタロスが最終的に勝つまで,急所と追加効果が一度も発動していません。55ケンタロスに打ち負けてしまう51ラプラスですが,やはりOdenさんの55ケンタロスは非常に硬かったです。育成での妥協の無さを感じました。
 最後はフーディンとサンダースが向き合う形になりましたが,素早さが上回っていたため,辛くも勝つことが出来ました。



2戦目:VS.ゴッドアルスさん
  とりあえず素早さの都合でフーディンの起用を即断→サイドンが出てくると困るのでケンタロスの起用を即断→それでもサイドンに後出しできるポケモンが他にいない+ミラーで多少は有利の取れるラプラスとなり,前回と全く同じ選出となってしまいます。早く決断しすぎた上,パソコンに向かう必要もなかったため,あっさり選択がバレてしまう気もしました。

エドワード ゴッドアルスさん
50ケンタロス,51ラプラス,54フーディン 選出ポケモン 55ケンタロス,50ゲンガー,50サイドン
50マルマイン,51サンダース,53ルージュラ 控えポケモン 50サンダース,50ラプラス,55スターミー
50ケンタロス「ふぶき」 1ターン目 55ケンタロス「のしかかり」
50ケンタロス(きぜつ)→54フーディン 2ターン目 55ケンタロス「はかいこうせん」
54フーディン「サイコキネシス」 3ターン目 55ケンタロス「のしかかり」
54フーディン「サイコキネシス」 4ターン目 55ケンタロス(きぜつ)→50ゲンガー
54フーディン「サイコキネシス」(急所) 5ターン目 50ゲンガー(きぜつ)→50サイドン
54フーディン「サイコキネシス」 6ターン目 50サイドン「かげぶんしん」
54フーディン「サイコキネシス」(はずれ) 7ターン目 50サイドン「かげぶんしん」
54フーディン「サイコキネシス」(はずれ) 8ターン目 50サイドン「じしん」
54フーディン「サイコキネシス」 9ターン目 (試合終了)

 ケンタロスが倒された際,ラプラスとフーディンのどちらを出すか迷いましたが,ケンタロスの後続としてサンダースやゲンガーが出てくると太刀打ちできないと判断し,先にフーディンを出しました。のしかかりで麻痺や急所を引かなくて助かった局面。
  あとはフーディンの力押しという珍しい展開になるも,サイドンの影分身によって2回も攻撃が外れてしまう。やっぱり影分身は強いですね。

3戦目:VS.のりすけさん
  この1戦に関する記録が抜け落ちてしまったため,正確な再現が出来ておりません。表形式に無理矢理整理しましたが,誤りがある可能性が大いにあります。

エドワード のりすけさん
50マルマイン,51ラプラス,54フーディン 選出ポケモン 52ケンタロス,51サンダース,52ダグトリオ
50ケンタロス,51サンダース,53ルージュラ 控えポケモン 52フーディン,52ラプラス,52ルージュラ
50マルマイン「でんじは」 1ターン目 52ケンタロス→51サンダース
50マルマイン「10まんボルト」 2ターン目 51サンダース「でんじは」
50マルマイン「だいばくはつ」(急所)→54フーディン 3ターン目 51サンダース(きぜつ)→52ケンタロス
54フーディン「サイコキネシス」 4ターン目 52ケンタロス「のしかかり」
54フーディン「サイコキネシス」 5ターン目 52ケンタロス(きぜつ)→52ダグトリオ
54フーディン「サイコキネシス」 6ターン目 52ダグトリオ「じしん」
54フーディン「サイコキネシス」 7ターン目 (試合終了)

 そもそもサンダースへの交代は1ターン目ではなかったような気もしていて,激しく記憶が不安定ですが,何も書かないわけにもいかず,皆様が手札にお持ちの「思い出させる」を利用したいと思います(苦笑)


4戦目:VS.E3さん
  ここぞとばかりにケンタロスがつのドリルを振り回すつもりで選んでみました(結果は失敗)。この時もフーディンを選出していますが,仮にルージュラを選んでいたとしたら,悪魔のキッスの暇なく負けていたような気がしますので,これも怪我の功名でした。

エドワード
E3さん
50ケンタロス,51ラプラス,54フーディン 選出ポケモン 55ケンタロス,50マルマイン,50ラプラス
50マルマイン,51サンダース,53ルージュラ 控えポケモン 50ナッシー,50フリーザー,55スターミー
50ケンタロス「ふぶき」 1ターン目 55ケンタロス「のしかかり」
50ケンタロス(凍結)「」 2ターン目 55ケンタロス「ふぶき」
50ケンタロス(きぜつ)→54フーディン 3ターン目 55ケンタロス「はかいこうせん」
54フーディン「サイコキネシス」 4ターン目 55ケンタロス「のしかかり」
54フーディン「サイコキネシス」 5ターン目 55ケンタロス(きぜつ)→50マルマイン
54フーディン(きぜつ)→51ラプラス 6ターン目 50マルマイン「だいばくはつ」→50ラプラス
51ラプラス「うたう」(はずれ) 7ターン目 50ラプラス「かげぶんしん」
51ラプラス「うたう」(はずれ) 8ターン目 50ラプラス「かげぶんしん」
51ラプラス「うたう」 9ターン目 50ラプラス(ねむり)
51ラプラス「10まんボルト」(はずれ) 10ターン目 50ラプラス(ねむり)
51ラプラス「10まんボルト」 11ターン目 50ラプラス(ねむり)
51ラプラス「10まんボルト」(はずれ) 12ターン目 50ラプラス「めをさました!」
51ラプラス「うたう」 13ターン目 50ラプラス(ねむり)
51ラプラス「10まんボルト」 14ターン目 50ラプラス(ねむり)
51ラプラス「10まんボルト」 15ターン目 (試合終了)

 55ケンタロスが影分身持ってたら3ターン目に使われて負けていた気がします。ここでもなんでラプラスじゃなくてフーディンを出したのかよく覚えていない…フリーザーやナッシーが控えていると予想したためだったと思いますが,結局フリーザーもナッシーも選出枠に入っていなかったため,狙いは外れてしまっています。
 最後のラプラスミラーのターン数はよく覚えていませんが,たしかこんな感じだったと思います。互いに硬すぎてダメージが入らないのですが,歌うの結果に左右されすぎなミラーマッチでした。歌うと影分身の選択肢については,ミラーでどっちが有利なのかいまだに結論が出ていない気がします。


 というわけで,4回連続でフーディンを選出し,運よく4連勝してしまったところですが,この後大いに苦戦することになります。続きは次回とします。

2016年8月1日月曜日

あの激闘を振り返って(1)

 
みなさまこんにちは。わたくしはエドワードの名でヒストリアカップ2016に出場し,タマタマ準優勝出来ました。決勝でボロ負けしちゃいましたが,皆様の前で実力ナッシーぶりが露呈してしまいお恥ずかしい…
 今回は何回に記事を区切るか決めていませんが,1回目は私が使用したポケモンたちの紹介としたいと思います。
50マルマイン,51サンダース,54フーディン,50ケンタロス,53ルージュラ,51ラプラス
すばやさ順に並べると上3体がことごとく黄色いので目がチカチカする。表の作成はめんどくさいから略。
ご覧の通り,あまり見かけないタイプのレベル配分と思います。50-51-54を基調として,ルージュラのレベルを1下げたみたいなイメージです。個人的には,この変則的な編成を皆様の前で披露出来て嬉しいです。負けたけど。
 まずこのパーティを組む際に考えたのが「スターミーとケンタロスを使わずに組む」「55スターミー(すばやさ182)よりすばやさの高いポケモンを3体入れる」でした。 55スターミーをレベル50から55の枠の中で確実に抜かすことのできるポケモンは,マルマイン(レベル問わず),サンダース・プテラ(レベル51以上),フーディン・ダグトリオ(レベル54以上)の5体しか居ません。さらに困ったことに,プテラは当時まともな技を覚えないので,スターミーに後出しからですら止められてしまう始末。というわけで,50マルマイン・51サンダースは確定。フーディンとダグトリオをどちらにするか迷いましたが,単に使ってみたかったという理由でフーディンとしました。
  次に氷タイプを2体突っ込み,片方をルージュラにするところまでは決まっていたのですが,レベル配分に迷いました。氷タイプはそもそも種族の数が少ないのでミラーマッチが頻発し,かつ素早さの高い側が有利となるからです。個人的に,こおり状態にならない氷ポケモンは先制して眠らせたいという思いがあったため,ラプラスに無理矢理歌うを搭載した挙句,ラプラスとルージュラでレベルを分け合うことにしました。選出の幅を狭めないようレベルの合計を104にする際,「53ルージュラと50ラプラスのどちらが沢山居るか,おそらく後者だろう」と判断し,ラプラスを51,ルージュラを53としています。
 この5体を決めた後,長らく空位だった6体目の枠ですが,相手側がルージュラとラッキーを先発して来たときに厳しいと気づき, 穴埋めする目的で50ケンタロスを入れました。50ゲンガーでも良かったのですが,地面弱点を3体入れるのが嫌だったのと,物理攻撃のできるポケモンが他に少なすぎるのと,様々な理由から50ケンタロスと相成りました。ケンタロスを外したはずが,結局ケンタロスに戻ってくるあたり,ケンタロスは汎用性が高いと感じます。
 ここからは個別に書きます。

1.50マルマイン
 ご覧の通り最速が持ち味のポケモン。もともと(ゴローニャ・サイドン以外の)地面への交代読みで嫌な音を搭載させるつもりが,時間が無くてえりきゃんオフからの流用となりました。準決勝で2回大爆発してダグトリオと相討ちになったのは内緒。
 特殊の個体値が3しか無いにも関わらず,ケンタロスの吹雪を食らっても思ったほどダメージを受けず,運よく氷状態にもほとんどならなかった(その前に大爆発できた)ので,予想以上に活躍できました。
 レベル配分上はどのポケモンとも組み合わせられる一方,実はサンダースと組んで出したことが1度もありませんでした。ゴローニャ・サイドン・ナッシーが予想以上にいっぱいいて,2体の同時選出は予想以上にキツかったです。

2.51サンダース
 ご覧の通り,地面タイプには完全にお手上げ状態のポケモン。マルマインとは毛色が異なり,持久戦になりがちな技構成となっています。予選で1回だけ(相手もサンダースで)わるあがき合戦が発生し,相手側がすなかけ持ってたので負けたかと思いましたが,レベルがこちらが51,相手側が50だったので,すばやさの差で辛くも逃げ切った形となりました。もともとレベル53で使い,二度蹴り急所→破壊光線でラッキーを倒そうと考えながら厳選してたのですが,廃案となり攻撃の個体値15だけが残りました。育成中は「なんで使わない攻撃なんかに個体値15が…」と何度も思ったのですが,まさかこんなところで役に立つとは。個人的にはポケモンのグラフィックという点で青版の絵が好きなのですが,わるあがきが出ない仕様を耳にして泣く泣くピカチュウ版に移動し,対戦に臨んでいます。
 1回のわるあがき合戦のことしか書いてませんが,あれ負けてたら決勝行けませんでした。この1匹が分水嶺になったような気がしてなりません。

3.54フーディン
 55スターミーを抜かすレベル配分にしたところで,このルールは凍ったら負けなので,何か手はないかと思案していたところ,身代わりが確率7/39で55スターミーの吹雪を耐えることに気づきました。急所とはずれを考慮すると,スターミーが吹雪を選択して身代わりが壊れない確率は約22.8%となります。これで吹雪のPPを無理矢理削りきることが(運が良ければ)可能となります。
 第四世代のガブリアスを見て思いついたようなものなので,特殊の実数値201から取って「201フーディン」と勝手に呼んでいます。身代わり連打でスターミーの吹雪を上記の確率でかわすには,HP173・特殊201(両方とも個体値15)が必要です。HPが14以下だと身代わりが4回貼れなくなるかHP不足に陥り,かといって特殊が13(実数値199)以下だと身代わりの受けるダメージが跳ね上がって失敗になります。なおかつ素早さも15でなければならないので,確率1/1024の個体を引く必要がありますが,ここにフーディンが(おそらく)全ポケモン中一番厳選が楽であるという長所が光ります。元手23000円で十字キー押さずにいっぺんに5体厳選できるので「タマムシシティ集団面接」,HPの実数値が37じゃないと中身も見ずにいきなりリセットになるので「顔採用」と個人的に呼んでたのは内緒。これがやりたいがために,個体値FFFFDなるケーシィを引いたのに使わないくらいには徹底しました。さすがにレポートして23000円稼ぎに四天王のところに行きましたが,いまだに彼はユンゲラーレベル17のままです(苦笑)。まあ立ち回りの都合上4回目の身代わりを貼らずに自己再生するパターンが多い(5回目の吹雪が急所に当たると乱数で落とされるため)ので,両方個体値14(HP172,特殊200)でも問題はないかもしれませんが。
 とはいえ,スターミー側が小さくなるを持っていた場合は勝負がつかなくなり,ただでさえ攻撃の種族値も個体値も低いこの個体では勝てないと判断しました。 そこで登場したのが「ものまね」。当時の特殊攻撃は技と同じタイプに向かって打つと軒並み半減なので,ものまねで相手のタイプ一致技を引くと「ハズレ」という認識でおります。しかし,タイプ一致技をことごとく忘れてしまいがちなスターミーは別。吹雪をコピーすれば素早さの差で有利,10まんボルトを引けば確定で二発となります。小さくなるなら無理矢理相討ちにするしかなく,自己再生を引くと最後には負けてしまう気がしますが,ものまねは交代すると元に戻る仕様なので,もう1回引き直しに行けばよいと判断しています。
 実戦はというとそもそも1度もスターミーと対面しませんでしたので,ものまねの出番はありませんでした。さらに,55ケンタロスとの対面は若干不利なのにしょっちゅう発生して正直困りました。ただし,ルージュラの吹雪を2回削り切るなど,思わぬ活躍をしてくれました。
 エキシビジョンマッチで55身代わりフーディンが登場したため,身代わりフーディンの存在は対戦開始前に明らかになりましたが,ソラさんが使用されているのを見て安心しました。その分対戦開始前にバレちゃいましたが(苦笑),なんとか活躍できてよかったです。

4.50ケンタロス
 最後に慌てて厳選した個体につき,攻撃の個体値が7しかありません。そんな彼の短所を補うべくつのドリルを投入。50ケンタロスはすべての氷タイプポケモンよりも素早さが高いため,氷タイプにはつのドリル,それ以外には吹雪を打つだけで3割打者の地位を確立します。のしかかりを含めると3割に賭ける姿勢がやたらと目立つため,当時のY新聞夕刊にあやかって「サンワリ君」と呼んでたのは内緒。
 しかし,最低レベルにつきゲンガーとの対面では不利を取られてしまい, 高レベルケンタロスに吹雪→凍ったら影分身と打たれると大幅に不利になってしまいます。たまたま影分身ケンタロスに一度も当らなかったのが救いでした。ちなみに,氷対策はラプラスに取られてしまったので,つのドリルの出番はありませんでした()
 後出し性能が無いので,先鋒に用途が限られてしまいましたが,マルマインと五分で先鋒を分け合うことになったので,思ったより活躍できました。また,彼の影響なのか,相手側のルージュラ・ラッキー先鋒というパターンに当たらなかったので,選出回数以上の活躍が出来たと思います。この技構成だとルージュラ・ラッキーには逆に不利になるので,もはやハッタリに近いですね。

5.53ルージュラ
 サンダースやラプラスとのレベルの取り合いの末,余ったレベルをすべてルージュラに振った形であり,レベルは53となっています。ここぞとばかりに先制悪魔のキッス…と言いたいところでしたが,思った以上にフーディンに出番を取られてしまいました。特に相手ゲンガー・ダグトリオに対してはフーディンで対抗することを強いられ,意外と出番がありませんでした。 その出番もケンタロスの破壊光線を急所に当てられたり,悪魔のキッスを外したり,あまりいいところを見せられませんでした。カウンターでマルマインとのコンボを狙いに行こうとするも,そういう時に限ってサンダースと同時に選出していたりと不発に終わってしまいました。カウンターは今思うと,影分身か身代わりの方が使い勝手が良かった気がしています。
 それでも,ルージュラのレベルの取り合いでは,少なくとも選出時のプレッシャーという意味でかなり有利を取れた気がするので,選出回数以上の活躍を見せてくれた気がします。

6.51ラプラス
 50ラプラスは紛れもなくたくさんいるだろうということで51ラプラスとしています。なので耐久調整とか特に考えてません。ルージュラへの交代読みが何かしら必要と思い,のしかかりと歌うで迷いましたが,ルージュラを眠らせたら大がつく金星なので歌うを採用しています。
 しかしルージュラへの交代読みで打った歌うはことごとく外れているので,狙ったようには動いていません。それでも最後の最後でワンチャンスを強引に作り出したりと,歌うが外れていたら負けていた試合が何回もあったので,活躍の場が多かったなあという印象です。思い返せば一番多く選出していたかもしれません。吹雪を持っているサイドンに対する後出しまで含めて考えていたはずなのですが,結局後出しの機会がありませんでした。
 なお「ねむる」は,影分身を持ってないので完全にフリーザー対策用でした。10万ボルトを搭載していたからこそ勝てた試合もいくつかあったので,もうすこし技構成を悩んでもよかったかもしれません。
 とりあえず,パルシェンやニドキング・ニドクインと当たらなくてよかったです。


 以上,長くなりましたが個別紹介でした。フーディンの項目だけ長いですがあまりお気になさらず。
 次回は一戦一戦に焦点を当てて書きたいと思います。すでに何試合か記憶が定かでないので,必死こいて思い出す必要があります。カードの「思い出させる」が欲しいです。